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美男高校地球防衛部LOVE! BL

第16章 地球防衛部の日常

それから部活になり、立と有基はおおっぴらに訴えていた。

「腰いてーよ~っ!」
「さっきからそればっかり…うるさいですよ立」
「立先輩の気持ち分かるっす。階段は特に」

だから気になっても仕方ない。そう自分に言い聞かせ、本から目を外す。

「有基、立ちょっといい?」

二人は顔を見合わせると椅子から立ち、熱史について来てくれた。

呼び出したのは部室前の階段。単刀直入に話題を切り出す。

「二人共さ…昨日ヤった?」
「なんで知ってるんすか!熱史先輩すげーっす!」
「さっきの会話で分かるだろ!?」
「俺もさ…煙ちゃんと…ゃ…たんだよ、ね」

えぇっ!と二人同じ動きで驚く。だが立は直ぐに話し出した。

「聞いてくださいよ~硫黄がなかなか止めてくんなくて…」
「あんちゃんもっす!」
「煙ちゃんも…」

「「「同じだね…(だな・っすね)」」」

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