
美男高校地球防衛部LOVE! BL
第2章 鳴子×蔵王
「…恋って何だと思います?」
静かな空気を破ったのは立の一言だった。
今日は硫黄が風邪らしく休んでいて、部室には硫黄を除く四人と一匹が居た。
立は帰りに硫黄のお見舞いに行く、と宣言していた。
「恋?立先輩どうしたんすか?」
相変わらずウォンバットをもふもふしながら聞く有基。
「恋は、特定の人が好きだと思うことだろ」
「一緒に居たい、とかね」
そして背もたれに寄りかかっている煙と本を読むのをやめて煙を見て付け足す熱史。
「いや、そーいうことじゃなくて…好きになるのって異性だけですかね」
「そんなこと無いんじゃないかな。同性愛者とかもいるし」
「熱史がそうだもんな」
「…っ!ぇええ煙ちゃんだってそうだろ//」
二人ワールドに入っているところを物言いたげに見つめる有基に気付き熱史が咳払いをする。
静かな空気を破ったのは立の一言だった。
今日は硫黄が風邪らしく休んでいて、部室には硫黄を除く四人と一匹が居た。
立は帰りに硫黄のお見舞いに行く、と宣言していた。
「恋?立先輩どうしたんすか?」
相変わらずウォンバットをもふもふしながら聞く有基。
「恋は、特定の人が好きだと思うことだろ」
「一緒に居たい、とかね」
そして背もたれに寄りかかっている煙と本を読むのをやめて煙を見て付け足す熱史。
「いや、そーいうことじゃなくて…好きになるのって異性だけですかね」
「そんなこと無いんじゃないかな。同性愛者とかもいるし」
「熱史がそうだもんな」
「…っ!ぇええ煙ちゃんだってそうだろ//」
二人ワールドに入っているところを物言いたげに見つめる有基に気付き熱史が咳払いをする。
