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貴方の瞳は永遠の愛で。

第4章  初のお付き合い…

駅のベンチで座っていると、相変わらず

人懐こい笑顔の建がやって来た。

軽く頭を下げて挨拶すると、愛璃の横に座る。

“やばいっ……ドキドキだ〜”

チョットの間2人無言だった。

何から話せばいいのかわからないままいると、

「手紙読んでもらえたかなぁ…突然ごめん」

「私こそお誕生日プレゼントの御礼も言わず……

あとね、お返事だけど全然建君の事私知らなくて

どうしたらいいのかよくわからの。」

「だよね〜じゃあお友達の上、彼氏の下は?

なんか変かなぁ…少しづつでいいんだ」

真剣な建君の表情。良い人が良く分かる。

“じゃあそれで。よろしくお願いします。」

そう私が言い終わると同時に急に建君が立ち上がり、

「ありがとう。ごめん。ドキドキMAX。

愛璃ちゃんまた来週ね〜」

建君は一目散にバス停にかけて行った。

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