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貴方の瞳は永遠の愛で。

第7章 2度目の告白

岬君を郵便屋さんにして、手紙が行き来した。

私は急に翔太君が何か違う存在感に

なってしまって戸惑いがあった。

久しぶりに部活再開となったが、

翔太君の動き一つ一つがやけに気になった。

春に初めて会った頃よりも、随分と

がっちりして男らしくなっていた。

でも、八重歯が光る爽やかな笑顔は同じだった。

部活が終わると翔太君がリンゴをくれた。

それは今まで食べた事がないくらいに

甘く美味しいかった。

感激していると、歩美ちゃんが笑った。

「愛璃単純!お腹空きすぎたの?」

歩美ちゃんにいつもと同じなの?

私…翔太君に惹かれている…

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