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貴方の瞳は永遠の愛で。

第8章 翔太の気持ち

部活が始まり、手紙で約束していたリンゴを

愛璃に持ってきた。

嬉しそうにリンゴを食べている愛璃は、

今までの愛璃とは違っていた。

愛璃が違ったのではなく、

俺の気持ちが変わった。

同じ物に喜びを感じる事が出来る…

そう感じる。

それを感じてから、俺は愛璃に手紙が出せない。

俺は岬に愛璃への気持ちを聞かれた。

たぶん今までの俺なら笑って誤魔化した。

自分の気持ちを表現する事に

恥ずかしさが強かった。

でも、中学の頃それで失敗した。

もちろんもっと子供みたいな好きだった。

告白されて嬉しくて付き合った。

好きだった子だった。

でも俺は何も伝えない。恥ずかしいから。

気が付いたら彼女は1人で失恋してた。

よくわからないまま終わっていた。

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