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貴方の瞳は永遠の愛で。

第10章 二人の気持ち

次の日翔太は岬に愛璃への手紙を頼んだ。

でも岬に断られた。

「翔太。今までのと違うんだろ?」

「ああ」

「じゃあ自分で渡せよ。その方が愛璃喜ぶ」

「喜ぶかなぁ〜」

「なんだよ。自信無いのか?」

「あ〜岬。それきく?」

「いやぁ〜俺は有ると思っていたけどね〜」

翔太は出直す事にした。

“帰りまでは待てないな…昼休みが勝負だな”

そんな事を考えながら昼休みを待った。

昼休み、愛璃が売店の長い列に並んでいる。

「愛璃。今日はパンなのか?」

「うん。最近寒くて朝辛くてね〜サボりー」

「自分で弁当作るのか?」

「当たり前。おばあちゃん朝ゆっくりさせたい

からね〜〜でもサボりでした。へ。へ。」

照れくさそうに笑う愛璃に翔太は手紙を渡した。

戸惑う愛璃にすぐ様言った。

「今日帰ってから読んで、明日電話欲しい。」

愛璃はとりあえず了承した。

その夜、愛璃は翔太の手紙を何度も読んだ。

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