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貴方の瞳は永遠の愛で。

第13章 新しい生活

成田から思わず視線をそらす。

翔太とはここ2週間程会えてない。

電話はくるが、時々居留守を使う。

そんな愛璃を不審に感じ、成田は

愛璃を誘う。

「今日は友達がいるから…

ゆっくり後日話さないか?」

「ごめん…大丈夫だから…」

愛璃の返事は聞こえているのだろうが、

成田は自分の電話番号をメモに書いた。

「何時でもいいから」

メモが渡された。

〜そろそろ帰ろうか〜

一緒にきた真奈美に声をかけられ

愛璃は成田に向け軽く手を振った。

「橘さんーまたね〜」

成田も手を振り返してくれた。

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