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貴方の瞳は永遠の愛で。

第14章 会えない時間

新しい生活が始まって少しすると、

愛璃は身体に異変を感じた。

下腹部が痛い事や、不正出血があった。

婦人科でみてもらうように、

先輩ナースの房子に言われたが、

その診察風景を知っているからこそ

受診には戸惑いがあった。

ある朝、その痛みから愛璃は

起き上がれず、房子に付き添われ

婦人科受診をした。

診察後、医師が神妙な表情だった。

「卵管が炎症を起こしています。

おそらく先天的な奇形もあります。

今の症状は薬で治ります。

ただ…勿論精密検査しないと

何とも言えませんが、将来妊娠の

出来る可能性は極めて低い。

卵巣も検査が必要です。」

愛璃は耳を疑った。

〜この医師何言っているの?

妊娠しない身体?〜〜

薬を貰い寮に帰って休んだが、

眠れなかった。

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