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twin★love

第10章 10★真実

『きっと凛ちゃんと朔也さんの子なら、可愛い子なんだろうな…』

そして本当にお互いを想い合っていた凛と朔也のカップルは当時小学生だった亜子の憧れでもあった。

いつか自分もこんなふうに思える相手に出会いたい。

そう思っていたのだ。

「ただいま。」

リビングの扉が開き、肩にスポーツバックをかけた蓮が現れた。

蓮は亜子と晴の姿を見た瞬間、驚いたように目を大きく見開き、すぐにくるりと方向を変えて二階に上がっていってしまった。



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