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twin★love

第16章 16★蓮の我慢

「…亜子、ほんとに俺のこと好きなのかな。」

いつも自信に満ち溢れている蓮。

だけど昔から亜子のことになるとこうなるのももう何度目か。

「あのさー、二人ともいい加減俺なしでもうまくやりなよ。一応俺、亜子のこと好きだったんだよ?」

「…う、悪い…」

冗談めかして笑う晴に蓮は謝った。

「まあそれは置いといて、亜子のこと大事にしたいなら蓮はもう少し亜子の意見聞いてあげたら?」

晴はそういうと隣のクラスに入っていった。

チャイムがなり、蓮も慌てて教室に入る。

蓮の席は亜子の席がちょうど見える。

すでに席に座って何やらノートに書きつけている亜子。

もともとは真面目で成績も特進ではないにしろこのクラスでは上位だった。



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