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twin★love

第6章 6★晴の思い

蓮と晴の仲を壊したくない。

その一心で亜子は行動に出た。

「亜子ちゃん、どうしたの?」

その日の部活終わり、亜子は更衣室の前である人物を待っていた。

その人とは秋山先輩。

『先輩、ごめんなさい、でもあたし…!』

亜子は罪悪感に苛まされながらも先輩に一歩近づいた。

「先輩…、この前のお話なんですけど、勝手なことばかり言って申し訳ないのですが、その…」

『いうんだ、亜子…!』

これを言ってしまえばもう元の三人には戻れない。

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