
きみ色にそめられて
第2章 転入生のきみ
ちらっ ちらっと
途切れながらも人と人の間から彼女の姿が見える
しかし中々顔はみえない
机の周りの沢山のせいだ
僕と全く逆だ
時折聞こえてる笑い声
彼女はもうこのクラスにとけこんだのであろうか
ふっと
視線を落とすと目に映る無機質な文字
僕の答えを求めて待っている。
はぁ…
と溜息をつきまた始めようと
シャーペンを握り直し
いすを座り直した
キーンコーンカーンコーン
授業開始のチャイム
…タイミングが悪すぎる。
僕はまたため息をつく
席へ急ぐやつらが狭い教室を
すれ違い
がたがたと
いすや机がゆれて鳴らす
クラスのざわつきがおさまるのを待ちながら
また、モノクロな教室を後ろの席からながめる
今日も一日がはじまる
途切れながらも人と人の間から彼女の姿が見える
しかし中々顔はみえない
机の周りの沢山のせいだ
僕と全く逆だ
時折聞こえてる笑い声
彼女はもうこのクラスにとけこんだのであろうか
ふっと
視線を落とすと目に映る無機質な文字
僕の答えを求めて待っている。
はぁ…
と溜息をつきまた始めようと
シャーペンを握り直し
いすを座り直した
キーンコーンカーンコーン
授業開始のチャイム
…タイミングが悪すぎる。
僕はまたため息をつく
席へ急ぐやつらが狭い教室を
すれ違い
がたがたと
いすや机がゆれて鳴らす
クラスのざわつきがおさまるのを待ちながら
また、モノクロな教室を後ろの席からながめる
今日も一日がはじまる
