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「…じゃあ、始めよう？」
「…う、あ…」

目の前には整った業の顔があって、僕は思わず目を背けてしまった。…このポーズって…床ドン？

「渚、ちゃんとこっち向いて。」
「…あ、ごめ…んっ！！」

向いたとたん唇を重ねられた。空いた隙間から舌が入り込んでくる。
水音を立てて、舌が絡められて、力が抜けていく。

「渚、顔赤いね…」
「…っ！」
そして業はまたディープキスをしながら、器用に僕のシャツのボタンを外した。

「…っあっ…」
胸の突起に業の舌が触れて、思わず声が出てしまった。羞恥心で真っ赤になりながら、口を手で押さえる。

「…可愛いじゃん。もっと声出してよ。」

そして、舐められながらもう一つを手で弄られる。その度に小さめの刺激が体を襲って、

「んっ、あっ…やっ、かるま！」

声を出しまくる。

「…なに？」
「…さ…わって…」

業は無表情を崩さずに問いかけてくる。

「どこを？」
「…し、下っ…」

「…っ！！」