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僕らの教室 エンドのE組!

第6章 僕らの教室

「…ほ、本当にやるの?」
「当たり前でしょ。大丈夫だよ、タコならさっきマッハで退室していったから。」
「…ええっ!?気づかなかった…」

…やっぱり見られたのか…

「すっごいにやけてたけど?」
「…うっ…恥ずかしい…」

「何言ってんの。今からもっと恥ずかしいことするんだよ?」

そして、軽くキスをされて、うつぶせにさせられる。

「あ、あの…」
「ん?」
「こ、こわいんだけど…」
そういうと、業はフッと笑って、優しく頭を撫でてきた。

「…俺も怖いよ。」
「…え?」
「渚こわしたらどうしようって。」
「…。」
「でもね、渚と繋がりたいから。…しよ?」

そう言った業は。いつかの日みたいに綺麗だった。
「…うん。」

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