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僕らの教室 エンドのE組!

第9章 渚くんの憂鬱。

何回か告られたのは見たことある。

でもカルマは無視するか、機嫌がいいときはありがとー、で済ませてた。

いつだって笑顔で僕の隣まで歩いてきた。

それが、嬉しかった。


「……で、どうしたの?」

「…なんか………OK、してた。」



「…は?なにそれ?」

目を丸くして聞かれる。


「…いいよ、て返事してて…



なんか、抱きしめてて…………。」




「…それでショックで…?」



「…うん。」


男同士だし、全然釣り合わないし。


こうなることも予想してたのに。


なんで、涙が…。

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