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「先生、食べちゃっても良い?」

第17章 終わり




そうする事でキョウ君に向かってお尻を突き出す格好になってしまうのに……恥ずかしさで興奮したらいけるんじゃないかと、期待する自分がいる。






「はあっ……ああんっ……キョウ、くん……お願い……もっと」


「ふふ。先生、おねだりしてもムダだよ」








笑ってキョウ君が私の背中に舌を這わせ、またピタリと抽送を止めると、その期待は簡単に打ち砕かれた。


……どうして。今回は本当に朝までいかせてくれない気なの?


そんな事されたら……体も心もおかしくなってしまう。







「……っ、キョウくん……家庭教師辞めたら優しくしてくれる? ……いかせてくれる?」







気づくとそう言いながら、じわりと涙を目から溢れさせていた。

泣いてる姿はこの格好じゃキョウ君には見えないだろうけど、私にはキョウ君の機嫌が分かる。





……声が急に低くなったから。






「辞める気あるの? どうせ辞めないでしょ?」






その言葉を聞いた後、今度は花芽をクニクニと捏ねられながら抽送されて。

キョウ君が不機嫌という事もあって、……怖くて私は黙り込んだ。






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