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君の瞳にときめきを

第3章 美術室


その顔に少しイラッとしながらも、無言で隣を通り過ぎる。

そしてそのまま美術室を出て職員室へと向かった。


「失礼します」


美術の先生の机がどれかわからず、手前の机に座っていた保健の先生に問いかける。


「島田先生の席どこですか?ボンドを取ってくるように言われたんですけど。」


すると、先生は驚いた顔をして、

「え?島田先生ならボンド、持っていたわよ?もしかしたら、さっき絆創膏を取りに来たから、保健室に置きっ放しかもしれないわ。見てきてみて?」

と言った。










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