
ゆれて、動いて
第1章 ひとりで、もがく。
そのもどかしさに、
腰をくねらせ、太ももを擦りあわせる。
その間も彼はひたすら私の乳首を責めてくる。
「ん…はぁはぁ…」
息づかいが荒くなり、
そろそろ下もいじってもらいたくてうずうずしている。
なのに…
彼が下を触る気配なんかなくて。
「こっち…も、」
私は息を途切れ途切れにも、
彼の手を下まで持ってこさせた。
彼は一瞬私の顔を見て、
ニヤッと、意地悪そうな笑みを浮かべた。
すると
彼は優しく私の足を撫で始めた。
くすぐったさにビクッと身体が動いてしまう。
でも、少しずつあそこに近づいていく手に、期待と緊張が高まっていく。
