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銀魂

第23章 どうでも良い事に限ってなかなか忘れない

銀)「悠さん・・・」


悠)「あ、そうだ。今から江戸の町ぶらっとしに行きませんか?記憶を呼び覚ます手掛かりあるかもしれませんね」


新)「そうですね!!じゃあさっそく行きましょう!!」


こうしてあたし達は江戸の町を歩いてみる事にした。





桂)「何?記憶喪失だと?」


江戸の町で一番最初に会ったのはなにやら厭らしいお店でアルバイトをしている桂さんだった。


桂)「それは本当か?詳しくなにがあったか教えろ。銀時」


新)「だから記憶なくなったって言ってるでしょーが。つか、桂さんなにやってるんですか」


桂)「国を救うたにもなにをするにもまず金が必用ということだ。そこのお兄さーん。ちょっと寄って行かない?かわいい子いっぱいいるよー。そうだ銀時。お前もよって行け。キレーな姉ちゃんいっぱいだぞ。嫌なことも忘れられるぞ」


新)「これ以上なにを忘れさせるつもりですかァ!!アンタ本当に友達!?」


銀)「何か思い出しそうな気がする。行ってみよう」


悠)「嘘つけェェェ!」


あたしは桂さんの勧誘に負けそうになる銀さんに蹴りをくらわす。


銀)「あっ。今ので何かきそう。ここまでなんか来てる!!」


桂)「本当か。思い出せ銀時!!お前は俺の舎弟として日々コキ使われてたんだ!!」


新)「おぃぃぃぃ!!勝手に記憶を改懺するなァァ!!」


神)「どの辺アルカ?どの辺叩かれたら記憶が刺激された?ここか?ここアルカ?」


桂)「いや、この辺だろう。アレ?この辺か?」


そう言いながら神楽ちゃんと桂さんは銀さんのを叩く。


その時だった。


沖)「か~~~つらァァァァ!!」


ドゴンッ!!


どこからか沖田さんの声がしパトカーがあたし達の方へ突っ込んできた。


あたし達はそれをギリギリよける。


悠)「な、なにぃぃぃ!?」


土)「殺ったか?」


沖)「あり?土方さん。こんな物ありましたっけ?」


土)「え?」


2人の視線の先にはいつか見た丸い物が・・・

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