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銀魂

第29章 僕が僕であるために

通)「そんな喧嘩ばかりしているから貴方達は評判が悪いのよ!!なんでも暴力で解決するなんてサイテーよ!!もう、今日は暴力禁止!!その腰の刀も外して!!」


土)「おいおい。小娘がすっかり親玉気取りか?そいつ等はそんじゃそこらの奴に仕切れる連中
じゃねーんだよ。それに武器無しで取り締まりなんてできる訳ねーんだよ。それに武器無しで取り締まりなんざできる訳ねーだろ。刀は武士の魂なんだぞ」


土方さんが喋っている間にも隊士達は皆、腰に刺さった刀を抜いて行く。


悠)「みなさん、既に外してますけど・・・」


土)「転職でもするか」


近)「トシィィィィ!!総悟ォォォォ!!何やってんだ!!お前たちも早く武装解除せんか!!」


土)「近藤さん。アンタは頭をもう少し武装する必要がある」


近)「今日一日イメージアップに協力せんか!!俺が何を考えてお通殿をお呼びしたとおもってんだ!!」


土)「厭らしい事考えてお呼びしたと思う」


近)「なにを!!」


近藤さんは土方さんに突っかかろうしする。


あわわわわわ!!
このままじゃトップ2人が喧嘩始めちゃうよ。


なだめなきゃ。


悠)「あ、あの喧嘩するのはダメですよ。お通ちゃんがさっき言ったばかりじゃないですか。それに今日はせっかくのイメージアップなんですからみんな笑顔で行きましょう。ね?」


あたしは2人の間に入り喧嘩をなだめた。
すると、お通ちゃんも一緒に2人をなだめてくれる。


通)「そうよ!!マネージャーの言うとおり。貴方達には物騒なイメージが付きまとってるんだからそれ以上物騒なイメージを植え付けないの!!それで、まずはその物騒なイメージを取り払わなきゃね」


お通ちゃんはそう言いながらどこからか取りだした巻物をあたし達に見せる。


それには
『士道に背くまじきこと。これを犯した者 切腹』
と書いてある。


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