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銀魂

第29章 僕が僕であるために

近)「まこっちゃんがァァァ!!まこっちゃんの中にもう一人のまこっちゃんがァァァァァ!!」


新八君は近藤さんを驚かせた事に満足したのか馬の中に入って行く。


ちょっと新八君何やってるのォォォォ!?
確かに自分の憧れてる人が違う人と仲良くしていると所見るのは辛いけどこれは仕事だから!!


しょうがない事だから!!
つか、あれ?
上半身の銀さんは?
なんでいないの?


あたしはキョロキョロしながら銀さんを探す。
するといた。


近くの飲み屋に。


誠)「やっちゃったな~オイ・・・やっちゃったよ~完全にイノシシだと思ったのに~やっちゃったよ~」


店員)「旦那。何があったかしらねーが、やっちゃったもんはしょうがねーよ。飲んで忘れちまいな」


誠)「俺もさァ、反射的に矢を射ってしまったものな~やっちゃったな~オイ」


土)「やっちゃったじゃねェェェェェ!!」


ドカッ!!


土方さんは勢いよく飛びあがり、誠ちゃんにかかと落としをくらわせる。


土)「お前何してんのォォ!?マスコットだろ。なんでマスコットがこんな所で飲んだくれてんだよ」


誠)「やっちゃったな~まさかあんな所に人間が出てくるとは思わないものな~」


土)「おいィィィィ!!なんか恐ろしげな事件の全貌が明らかに・・・通)「あ!!誠ちゃん早く!!こっちこっち!!」


お通ちゃんがある方向を指差す。
そこには集団下校中の小学生達が・・・


通)「チャンスだよ!!子供たちは純粋だからイメージを植えやすい!!しかも親の耳に伝わればあっという間に評判が上がる!!子供と言えば可愛いもの・・・誠ちゃんの出番よ!!」


お通ちゃんがそう叫ぶと誠ちゃんの上半身の銀さんがすぐさま飲み屋を出て誠ちゃんの下半身に身体を突っ込む。


しかし、銀さんが突っ込んだのは身体は身体でも頭・・・


悠)「誠ちゃん!!それ逆だよ!突っ込むほう間違えてるから!!」


ドドドドドドド!!


あたしが誠ちゃんに注意するも誠ちゃんは小学生の方に行ってしまった。
しかも、頭が下半身へ入っているので前が見えなく暴れ馬のように小学生の方へ行く。

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