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銀魂

第35章 女の一番の化粧は笑顔(柳生篇)〜1〜

西)「ハッ!!ハッ!!ハッ!!」


神)「フッ!!フッ!!フッ!!」


一心不乱に木刀をつき刺す西野。
それに対して華麗によける神楽。


だが・・・


沖)「いだだだだだだだだ!!」


よけているのは神楽だけで沖田はもろ西野の攻撃に当たっていた。


西)「オイィィィィィィ!!よけてるの下の奴だけで上の奴全部当たってるぞォ!!まァいい。そのままいけばお前たちはもう終わりだァ!!」


西野はとどめの一撃として木刀を振り上げた。
しかし、振りあげた木刀が天井に刺さってしまい動けない。


西)「なッ!!」


沖)「ふっ!!この時を待ってたぜ!!」


2人は先ほどまでやられていた時の面影を一切見せず余裕な表情をする。


西)「バ、バカな!!」


神・沖)『いけェェェェェ!!』


2人は西野に攻撃を仕掛けに行く。


が・・・











ゴガンッ!!
パリンッ‼︎

沖)「ブハッ!!」


神)「あぁぁぁぁぁぁ!!」


沖田が天井の少し低い所に勢いよくぶつかりそのまま気絶する。


西)「ブワハハハ!!策士、策に溺れるとはこの事よ‼︎」


西野はバカにするように笑う。
その刹那、神楽は何を思ったのか気絶をしている沖田の足をもち西野に投げつけた。


ゴッ‼︎


西)「フゴッ‼︎」


西野と沖田のおでこが当たり西野の皿が割れる。
そして、西野も気絶したのであった。


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一方、新八と近藤は特に柳生四天王とも会わずうろつき回っていた。
あまりにも会わないので他の仲間が倒してしまったのかと思うほどであった。


新)「会いませんね。誰にも」


近)「そうだな」


新)「銀さん達が全員倒しちゃったんでしょうか?あの人達強いですし」


近)「えぇ⁉︎それじゃぁ俺達ここに来た意味じゃん‼︎自分達の我通しに来たとかいって何もしてないじゃん‼︎・・・て、あれ?」


近藤が何かに気がつき足を止める。

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