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すると、敏木斎は何事もなかったようにまた個室へと戻って行った。


敏）「もおォォォォォ！！全然通じてねェじゃん！！」


銀）「バカだろ。ホントにやるとかバカだろ」


どうやら敏木斎が銀時にやれと言われたのでやったらしく敏木斎は怒る。


東）「敏木斎様。大将にあまり勝手にウロウロされると困ります。勝てるものも勝て・・・うっ！！」


東城が話している途中、いきなりうめき声をあげ、トイレの個室に入った。
そして腹をおさまえながら唸り声を上げる。


東）「おォォォォォッ。あぁぁぁッ。おッオババの野郎ォォ！！やっぱ朝の卵も腐ってやがったなぁぁ！！あぁぁぁぁ！！」


東城はしばらくそのまま苦しんだのであった。















どのくらい苦しんだのだろう。
やっとの思いで全部出し切った東城はうなだれた。


それを察したように近藤が喋り始めた。


近）「・・・まさかこんなジーさんが敵の大将だとは思わなかったよ。だが、手加減はしねェ。決着つけさせてもう」


敏）「何を世迷い事を。お前らワシに手も足もでんぞ。宣言する」


銀）「その言葉、そのまま返してやるぜ。ジーさんよ。わからねーのか。すでにアンタ袋のネズミだ」


東）「そう急がずとも後でみなさんまとめて血祭りにしてあげますよ。しかし、その前にやる事があるでしょう？」


近・敏・銀・東）『誰か紙くださぁぁぁぁぁぁぁぁい！！』


四人はあまりの絶望さに叫んだ。


近）「冗談じゃねーよ！！大将を目の前にして身動きとれねーなんて！！大体、東城さんっていったっけ？アンタなにやってんの！？さっきまでものすごい優位に立ってなかった！？」


東）「我慢できなかったもので・・・。あ、だいぶ楽になってきた」


東城は腹をさする。
しかし、ゴロゴロピーと腹から音が鳴り未だにダメなことが分かった。


銀）「・・・・・・腕がなんで２本ある知ってるか。それはな・・・」


銀時は少し虚ろな目で手を見つめる。


近）「早まるな！！万事屋！！そんな事したらお前の彼女一生手つないでくれなくなるよ！？」


一方、敏木斎も・・・


敏）「・・・・・・」


銀時と同じように虚ろな目で手を見つめている。