
銀魂
第39章 男ってめんどくさい
ミ)「フフ・・・悠ちゃん、泣かないで・・・?あたし、悠ちゃんの笑顔好きなの。だから笑って・・・?」
ミツバさんはそういいながら苦しいはずなのにあたしに笑顔を見せてくれる。
笑わなきゃ。
ミツバさんが最後にあたしに笑ってと望んでいるなら。
今あたしに出来ることはこれぐらいしかないのだから・・・
あたしは涙を着流しの袖でゴシゴシと拭くと、思いっきり笑って見せた。
ミ)「そうそう・・・そんな風に笑って・・・」
悠)「笑いますよ。ミツバさんが望むなら、いつまでも」
ミ)「フフ・・・」
ミツバさんはいつものように控えめに笑うと、少し切なそうな顔をしてあたしにお願いをしてきた。
ミ)「ねェ、悠ちゃん・・・」
悠)「なんですか、ミツバさん」
ミ)「お願い・・・が・・・あるの」
悠)「お願い・・・?」
ミツバさんはあたしが不思議そうに聞くとゆっくりうなずく。
ミ)「あの人に・・・十四郎さんに・・・こう伝えて・・・______って・・・」
ミツバさんは小さい声で言った。
でも、あたしにはしっかり聞こえたよ・・・
悠)「わかりました。しっかり伝えます・・・」
ミ)「ありがとう・・・」
ミツバさんがお礼を言うと、あたしはなんだか思わず彼女の手をさらにギュッと握ってしまった。
と、丁度その時、バタバタと数人の足音が聞こえ真選組が来たとわかったあたしはミツバさんの手をゆっくり放し、沖田さんと入れ替わるようにして集中治療室をでた。
集中治療室をでるとあたしは近藤さんに土方さんがどこにいるのかを聞き出し、彼の元へ向かう。
土方さんは屋上にいるらしく屋上の階段を上っていく。
屋上のドアの前につくと1人の男性と思われる鳴き声と、バリバリとおせんべいを食べる音が聞こえてきた。
土)「辛ェ・・・辛ェよ・・・チキショー・・・辛すぎて涙出てきやがった・・辛ェ・・・グスッ・・・」
この声土方さんの声だ。
しかも泣いる。
あの土方さんが・・・
きっと彼はそれぐらいミツバさんの事を愛していていたんだ。
なら、なおさら伝えなきゃ。
ミツバさんに頼まれたことを・・・
あたしは意を決して屋上のドアを開ける。
ミツバさんはそういいながら苦しいはずなのにあたしに笑顔を見せてくれる。
笑わなきゃ。
ミツバさんが最後にあたしに笑ってと望んでいるなら。
今あたしに出来ることはこれぐらいしかないのだから・・・
あたしは涙を着流しの袖でゴシゴシと拭くと、思いっきり笑って見せた。
ミ)「そうそう・・・そんな風に笑って・・・」
悠)「笑いますよ。ミツバさんが望むなら、いつまでも」
ミ)「フフ・・・」
ミツバさんはいつものように控えめに笑うと、少し切なそうな顔をしてあたしにお願いをしてきた。
ミ)「ねェ、悠ちゃん・・・」
悠)「なんですか、ミツバさん」
ミ)「お願い・・・が・・・あるの」
悠)「お願い・・・?」
ミツバさんはあたしが不思議そうに聞くとゆっくりうなずく。
ミ)「あの人に・・・十四郎さんに・・・こう伝えて・・・______って・・・」
ミツバさんは小さい声で言った。
でも、あたしにはしっかり聞こえたよ・・・
悠)「わかりました。しっかり伝えます・・・」
ミ)「ありがとう・・・」
ミツバさんがお礼を言うと、あたしはなんだか思わず彼女の手をさらにギュッと握ってしまった。
と、丁度その時、バタバタと数人の足音が聞こえ真選組が来たとわかったあたしはミツバさんの手をゆっくり放し、沖田さんと入れ替わるようにして集中治療室をでた。
集中治療室をでるとあたしは近藤さんに土方さんがどこにいるのかを聞き出し、彼の元へ向かう。
土方さんは屋上にいるらしく屋上の階段を上っていく。
屋上のドアの前につくと1人の男性と思われる鳴き声と、バリバリとおせんべいを食べる音が聞こえてきた。
土)「辛ェ・・・辛ェよ・・・チキショー・・・辛すぎて涙出てきやがった・・辛ェ・・・グスッ・・・」
この声土方さんの声だ。
しかも泣いる。
あの土方さんが・・・
きっと彼はそれぐらいミツバさんの事を愛していていたんだ。
なら、なおさら伝えなきゃ。
ミツバさんに頼まれたことを・・・
あたしは意を決して屋上のドアを開ける。
