銀魂
第9章 疲れた時には酸っぱいものを
銀)「要するに捨ててっただけじゃねーか‼︎万事屋つったってなァボランティアじゃねーんだよ‼︎捨ててこい‼︎」
神)「嫌アル‼︎こんな寒空の下ほっぽいたら死んでしまうヨ‼︎」
銀)「大丈夫だよ。オメー定春なら一人でもやって行けるさ」
新)「アンタ定春の何を知ってんの⁉︎」
銀)「分かってくれるよな。定は…」
銀さんは定春の頭を撫でようとする。
が…
バグン
悠・新・神)『あ』
銀さんの頭が定春に食べられた。
––––––––––––
––––––––––––––––––
神)「定春ぅ〜‼︎こっち来るアルよ〜‼︎」
私達はあれから公園に来ていた。
私は定春に噛まれてボロボロになった銀さんと新八君とでベンチに座って神楽ちゃんと定春の追いかけっこを見守っている。
銀)「……いや〜スッカリなついちゃって。微笑ましい限りだね新八君」
新)「そーっスね。女の子にはやっぱり大きな犬が似合いますよ銀さん」
銀)「僕らにはなんでなつかないんだろうか。新八君」
新)「何とかして捨てようとしているのが野生のカンでわかるんですよ。銀さん」
銀)「なんであいつにはなつくんだろう。新八君」
新)「なついてませんよ。銀さん。襲われてるけど神楽ちゃんがものともしないんですよ銀さん」
銀)「なるほど。そーなのか新八君」
淡々と話す銀さんと新八君。
あれ噛まれすぎて相当やられてるな。
もう目が座ってるよ…。
タタタッと神楽ちゃんがベンチにやってきて座った。
悠)「神楽ちゃん楽しい?」
神)「ウン、楽しいアル。女の子はみんなカワイイもの好きヨ。ね、悠」
悠)「う、うん」
銀)「アレ、カワイイか?」
神)「カワイイヨ‼︎こんなに動物になつかれたの初めて」
そう言いながら神楽ちゃんは定春に吹っ飛ばされる。
新)「神楽ちゃんいい加減気づいたら?」
新八君は呆れた口調で言う。
神)「私むかしペット飼ってた事アル。定春一号。ごっさ可愛かった定春一号。ある日定春一号を抱いて一緒に寝たアル。そしたら悪夢見たヨ。散々うなされて起きたら定春…カッチコッチになってたアル」
神楽ちゃんは昔のことを思い出して涙を流す。
銀・悠・新)『(泣けばいいのか笑えばいいのかわからないんだけど…)』
神)「嫌アル‼︎こんな寒空の下ほっぽいたら死んでしまうヨ‼︎」
銀)「大丈夫だよ。オメー定春なら一人でもやって行けるさ」
新)「アンタ定春の何を知ってんの⁉︎」
銀)「分かってくれるよな。定は…」
銀さんは定春の頭を撫でようとする。
が…
バグン
悠・新・神)『あ』
銀さんの頭が定春に食べられた。
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神)「定春ぅ〜‼︎こっち来るアルよ〜‼︎」
私達はあれから公園に来ていた。
私は定春に噛まれてボロボロになった銀さんと新八君とでベンチに座って神楽ちゃんと定春の追いかけっこを見守っている。
銀)「……いや〜スッカリなついちゃって。微笑ましい限りだね新八君」
新)「そーっスね。女の子にはやっぱり大きな犬が似合いますよ銀さん」
銀)「僕らにはなんでなつかないんだろうか。新八君」
新)「何とかして捨てようとしているのが野生のカンでわかるんですよ。銀さん」
銀)「なんであいつにはなつくんだろう。新八君」
新)「なついてませんよ。銀さん。襲われてるけど神楽ちゃんがものともしないんですよ銀さん」
銀)「なるほど。そーなのか新八君」
淡々と話す銀さんと新八君。
あれ噛まれすぎて相当やられてるな。
もう目が座ってるよ…。
タタタッと神楽ちゃんがベンチにやってきて座った。
悠)「神楽ちゃん楽しい?」
神)「ウン、楽しいアル。女の子はみんなカワイイもの好きヨ。ね、悠」
悠)「う、うん」
銀)「アレ、カワイイか?」
神)「カワイイヨ‼︎こんなに動物になつかれたの初めて」
そう言いながら神楽ちゃんは定春に吹っ飛ばされる。
新)「神楽ちゃんいい加減気づいたら?」
新八君は呆れた口調で言う。
神)「私むかしペット飼ってた事アル。定春一号。ごっさ可愛かった定春一号。ある日定春一号を抱いて一緒に寝たアル。そしたら悪夢見たヨ。散々うなされて起きたら定春…カッチコッチになってたアル」
神楽ちゃんは昔のことを思い出して涙を流す。
銀・悠・新)『(泣けばいいのか笑えばいいのかわからないんだけど…)』