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銀魂

第10章 便所で生まれるものは汚れたものばかり

神)「この店によく来てたゆーてたヨ」


「んなこと言われてもよォ嬢ちゃん。地球人の顔なんて見分けつかねーんだよ…名前とかは?」


神)「えーと…ハ、ハム子」


「ウソつくんじゃねェ‼︎明らか今つけたろ‼︎そんな投げやりな名前つける親がいるか‼︎」


悠)「すみません。名前を忘れてしまって…でもこんな感じの名前でした」


「オイィィ‼︎本当に探す気あるのかァ⁉︎ったく。俺は今忙しんだよ。ほら、あっち行きな」


そう言うとお店の人は違うところへ行ってしまった。


はぁ。
いろんな人に聞いたのにハム子さんの情報は一切無しか。
ここはハズレかな?
この事銀さんと新八君に伝えなきゃ。


私は2人が待っている席へ行く。


悠)「新八君」


新)「あ、悠さん。どうですか?見つかりそうですか?」


悠)「ううん。このお店にはいないみたい。それより銀さんは?」


新)「あーあのバカなら二日酔いで気持ち悪くてトイレ行きました」


悠)「そっか。じゃぁ銀さんが帰ってくるまでここの席で待ってよっか」


新)「そうですね」


私達は座りながら銀さんを待つ。


悠・新・神)『………………………』


カチッカチッカチッ


悠・新・神)『………………………』



カチッカチッカチッ


悠・新・神)『…………………………』



カチッカチッカチッ


悠・新・神)『…………………………』



カチッカチッカチッ



悠・新・神)『遅くね?』


痺れを切らした私達は声をそろえて言う。


新)「銀さん一体いつまでトイレ行ってんの⁉︎」


神)「本当アル‼︎そんなにデカイもの出してるアルか⁉︎」


悠)「まぁまぁ落ち着いて2人とも。銀さんきっと今までに無いくらいとんでもないもの出してるんだよ」


新)「悠さん綺麗な顔してそんなこと言わないで下さい‼︎」


悠)「え⁉︎」


神)「ヌォォォォォォ‼︎もう、我慢できないネ‼︎私探してくるアルよ‼︎」


神楽ちゃんはガタンッと席を立つ。


その時だった。


「待ちな」


低い声とともに神楽ちゃんの頬に拳銃が置かれた。

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