銀魂
第17章 オカマは男のバカさも女のズルさも知っている
––––––
––––––––––––
あれから私達はてる君のお父さんがいるオカマバーに来ていた。
なんでオカマバー?って思ったけどあえてスルーした。
?)「てる彦ぉぉぉ‼︎」
オカマバーに着くなりガタイの良いオカマさんがてる君を抱きしめた。
悠)「銀さん…あれ誰ですか?」
銀)「あれが『西郷特盛』だ」
…マジでか。
まさかのてる君のお父さんが『西郷特盛』だったんだ…。
西)「何があったの〜こんな大怪我して病院よ‼︎早く病院に行かなきゃ‼︎赤ひげよ‼︎赤ひげを呼んでェェ‼︎」
銀)「青髭ならいっぱいいますけどね」
西)「てめーらなんてお呼びしゃねーんだよ、消えろ‼︎」
て)「大丈夫だよ父ちゃん。かすり傷…ぐほっ‼︎」
西)「父ちゃんじゃねェ母ちゃんと呼べェェ‼︎」
西郷さんはてる君の襟首を持ち上げながら言う。
西)「てる彦、あんた最近いつも怪我して帰ってくるじゃ無い。一体塾で何やってるのん何か隠してるだろ」
て)「し、心配し無いでよ母ちゃん。帰りに友達とチャンバラごっこしてるだけだからさ。じゃ、僕遊びに行ってくる」
西)「あ、ちょっと待ちなさい‼︎てる彦‼︎」
「てる君!!」
西郷さんやオカマバーの従業員がてる君の名前を呼ぶがてる君は行ってしまった。
てる君なんで西郷さんにいじめられてる事言わないんだろう。
なにか訳でもあるのかな?
あたしがてる君の行ってしまった方を見つめていると床に落ちている一枚の紙を見つけた。
あたしはその紙を拾い見る。
紙は塾からの手紙のようで一番上に大きく『授業参観』と書いてある。
これてる君の・・・?
あたしは手紙を懐にいれてる君の後を追った。
てる君は屋上に居た。
悠)「てる君」
て)「あ、お姉ちゃん」
悠)「これ忘れ物だよ」
あたしは懐から手紙をだす。
悠)「心配しないで。西郷さんには見せてないから」
て)「ありがとう、お姉ちゃん」
悠)「いいえ。それにしても見せなくていいの?その手紙」
て)「うん。授業参観来て欲しいけど…」
てる君はうつむく。
––––––––––––
あれから私達はてる君のお父さんがいるオカマバーに来ていた。
なんでオカマバー?って思ったけどあえてスルーした。
?)「てる彦ぉぉぉ‼︎」
オカマバーに着くなりガタイの良いオカマさんがてる君を抱きしめた。
悠)「銀さん…あれ誰ですか?」
銀)「あれが『西郷特盛』だ」
…マジでか。
まさかのてる君のお父さんが『西郷特盛』だったんだ…。
西)「何があったの〜こんな大怪我して病院よ‼︎早く病院に行かなきゃ‼︎赤ひげよ‼︎赤ひげを呼んでェェ‼︎」
銀)「青髭ならいっぱいいますけどね」
西)「てめーらなんてお呼びしゃねーんだよ、消えろ‼︎」
て)「大丈夫だよ父ちゃん。かすり傷…ぐほっ‼︎」
西)「父ちゃんじゃねェ母ちゃんと呼べェェ‼︎」
西郷さんはてる君の襟首を持ち上げながら言う。
西)「てる彦、あんた最近いつも怪我して帰ってくるじゃ無い。一体塾で何やってるのん何か隠してるだろ」
て)「し、心配し無いでよ母ちゃん。帰りに友達とチャンバラごっこしてるだけだからさ。じゃ、僕遊びに行ってくる」
西)「あ、ちょっと待ちなさい‼︎てる彦‼︎」
「てる君!!」
西郷さんやオカマバーの従業員がてる君の名前を呼ぶがてる君は行ってしまった。
てる君なんで西郷さんにいじめられてる事言わないんだろう。
なにか訳でもあるのかな?
あたしがてる君の行ってしまった方を見つめていると床に落ちている一枚の紙を見つけた。
あたしはその紙を拾い見る。
紙は塾からの手紙のようで一番上に大きく『授業参観』と書いてある。
これてる君の・・・?
あたしは手紙を懐にいれてる君の後を追った。
てる君は屋上に居た。
悠)「てる君」
て)「あ、お姉ちゃん」
悠)「これ忘れ物だよ」
あたしは懐から手紙をだす。
悠)「心配しないで。西郷さんには見せてないから」
て)「ありがとう、お姉ちゃん」
悠)「いいえ。それにしても見せなくていいの?その手紙」
て)「うん。授業参観来て欲しいけど…」
てる君はうつむく。