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embrasse-moi

第3章 今日は遅い私と、

「ただいまあ」


一人暮らしの部屋へ入るなり、ベッドへダイブ。


「ふう、疲れた…」



あの後、二次会に誘われたが断ってきたが内田が送ると言い出して、先輩睨まれながら駅まで送ってもらった。




“「じゃあ、俺はここで。
送ったお礼、楽しみにしてますね」”




「誰も送れなんて言ってないっつーの…




そもそも、私は早く良太さんにメールしたかったから、歓迎会なんて行きたくなかったのに。







ん…?









「しまった!メール!」



ベッドから跳ね起き、急いでパソコンの電源を入れる。




え…3件も来てる…



1件目はいつものように“おつかれ”


2件目は、“どうしたの?何かあった?”


3件目は、“メールに気付いたらでいいから、いつでも返信頂戴。おやすみ。”



3件目の着信はだいたい10分前。



もしかして、良太さん…
こんな時間まで私の返信待っててくれてた!?

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