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第13章 Side Kazuya 3

「あー!体がウズウズしてきた!」

俺らはフードを目深にかぶる。

少しでも相手の顔を見られないようにするためだ。

それに、フードをかぶって相手を見たらカラコンがうまく光って相手からは怖く見えるんだって。

やっぱ中丸のこういう計算ってちょっと危ないよね。

「全員準備はいい?」

「もちろん。」

「いつでもいいよ。」

こういう思いっきりはしゃぐときは全員で気合をいれる。

何をしてもいいっていうのは何をされるか分からないってことだから。

「行くぞー!」

「おーー!!」

上田と聖が扉を開けた。

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