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cartoon association 2

第3章 Side Junnosuke

電車に乗りながら中丸君のメモを読む。

もう相手には俺の特徴は伝えてるらしいから問題は俺がちゃんと相手に気付くか、ってこと。

相手は2人組で俺よりも背は低いらしい。

まあ、この駅、そんなに人も多くないし、見つかるでしょ。

そう思いながら改札を抜ける。

案の定誰かを待ってる風の人は4人くらい。

その中で2人で待ってるのは1組だけ。

もうこの人たちで確定でしょ?

「君たちが俺たちに依頼してくれた人?」

ポンと背中をたたきながら話しかけた。

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