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第4章 Side Kazuya

「ごめん!遅れた?」

「ま、そんなに遅れてないよ。」

「赤西君、超息切れしてるじゃん(笑)」

「俺だってできたら車で来たかったけど、この辺、今混んでるって言ってたから・・・」

どこ情報だよ!

ってこいつに言っても無駄か(笑)

「で、走ってきたんだ?」

「ま、お前の分も淹れるから座ってろ。」

「ありがと。」

4人分のコーヒーを淹れて俺も中丸の隣に座る。

「とりあえず、最初に名前を教えてもらってもいい?」

「浜中文一です。」

「室龍太です。」

「ねえ、室君!そこの人以外の2人にもさっき俺にしてくれたこと、やってもらってもいい?」

「あ、はい。」

田口が指さしたのは中丸。

つまり対象者は俺と赤西。

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