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そのあと、消防員の人に中に人がいるってことを伝えたんです。

でも、中から出てきた人は先生の焼死体しかなかったって。

3人はいなかったんです。

死体すら見つかってなかったんです。

それで、文一君が車見たときに3人らしき人が乗ってたって言ってたの思い出して急いで濱ちゃんに連絡を取りました。

あ、濱ちゃんが特別な力を持ってるんです。

でも、その日はいくら呼びかけても何の反応もありませんでした。

僕らは身寄りもないし、仕方ないから警察の人にお世話になりました。

次の日、濱ちゃんに連絡を取ったら自分の服の記憶を読んだらしくて、

「施設の中で自分の記憶は途切れてるけど、車とか船に乗せられて全然知らん場所にいる。」

って言ってたんです。