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第10章 Another Side 3

「今日も昨日の?」

「そうちゃう?」

「あれ、何に使うんやろな。」

「さあ?でもええことではないやろな。」

着替えながらいつもみたいな話をする。

今はなんかの機械の組み立てをしてる。

単純に思うのは、どう見ても何かを攻撃するためのもんってこと。

だって昨日俺は射程距離を測る機械をつけたから。

そんなん、射程距離とか普通の機械にはいらんやろ?

「淳太君、その痣大丈夫?」

「大丈夫やって。もう2日も経ってるんやから。ちゃんと動けるよ。」

淳太の背中には一昨日殴られた痣が残っていた。

本人は大丈夫とか言うてるけど、こんな痛々しい痣ができるのなんていつ以来?ってくらい痣になってる。

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