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第10章 Another Side 3

その契約に、違反した、ということは・・・

「それだけはやめてください・・・!」

「あの子らにこれ以上何かしてメリットなんてあるんですか?」

今まで冷静に話していた淳太の声にも動揺の色が見える。

「別に。」

冷たい声。

そのまま部屋を去ろうとしたそいつの腕を照史がつかんだ。

「何のつもりだ?」

「あの子らには絶対手は出させません。」

「照史!やめとけ!」

淳太の忠告は遅かった。

「うっ・・・!」

「照史!」

そいつは思いっきり照史の横腹を蹴った。

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