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第12章 Another Side 4

濱ちゃんが服から記憶を読んでくれたおかげでここに来た経緯も分かった。

そしてその船がまだ残っていることも分かった。

やから、早く帰ろうって3人で出口に向かった。

やのに、途中で淳太君が倒れこんだ。

「淳太君?」

「大丈夫?」

「分からへん・・・ハァ・・・なんか・・首が・・・」

淳太君の首には例の首輪がついてた。

これは、施設の中心から離れれば離れるほど首がしまっていく仕組みのもの。

俺らが逃げ出すことを見越して淳太君にだけ首輪をつけてた。

ホンマに卑怯や・・・

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