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第12章 Another Side 4

「照史君たちって、ずっとその首輪つけてますよね。」

「ああ、これ?ビックリしたやろ、急に鎖もついたし。」

「かなり。」

いつもつけてるんやで、なんて言えへんけど。

「それ、なんでずっとつけてるんですか?」

「これな・・・。知りたい?」

「話してくれるんだったら。」

別に、隠したいわけじゃない。

これはまだここに来てすぐのときの話。



それでいて、俺らはここから出れへんねんや、って思わされたときの話・・・。

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