マシュマロボイス
第10章 残り一時間
(相葉side)
「…これ」
翔ちゃんがスマホのメールボックスを開いて俺らに見せてくれた。
「え?」
「『匿名メール』?」
宛名は『梟』
「なんて読むの?」
俺が二宮君に問いかけると、
二宮君は真顔で翔ちゃんのスマホを見つめたまま
「…フクロウ、だよ」
と、言った。
「フクロウ、か…」
「このメールが誰から送られてるのかもわからない。」
翔ちゃんの言葉の後に二宮君が呟いた。
「俺、……っ」
「ん?どうしたの?」
何か言いたそうな二宮君。
だけど、止めちゃってるみたい。
「二宮君、言っていいよ」
背中を撫でて、促してあげる。
「二宮、何か知ってたら教えて」
「櫻井…フクロウって俺知ってる」
涙目になった二宮君。
震えながらスマホのリンクを開いて、
俺と翔ちゃんに見せてくれた。
「え…」
「これって…」
「…う、ん」
二宮君のスマホには、
『フクロウ』の文字があった。
「…これ」
翔ちゃんがスマホのメールボックスを開いて俺らに見せてくれた。
「え?」
「『匿名メール』?」
宛名は『梟』
「なんて読むの?」
俺が二宮君に問いかけると、
二宮君は真顔で翔ちゃんのスマホを見つめたまま
「…フクロウ、だよ」
と、言った。
「フクロウ、か…」
「このメールが誰から送られてるのかもわからない。」
翔ちゃんの言葉の後に二宮君が呟いた。
「俺、……っ」
「ん?どうしたの?」
何か言いたそうな二宮君。
だけど、止めちゃってるみたい。
「二宮君、言っていいよ」
背中を撫でて、促してあげる。
「二宮、何か知ってたら教えて」
「櫻井…フクロウって俺知ってる」
涙目になった二宮君。
震えながらスマホのリンクを開いて、
俺と翔ちゃんに見せてくれた。
「え…」
「これって…」
「…う、ん」
二宮君のスマホには、
『フクロウ』の文字があった。