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マシュマロボイス

第12章 夜に紛れては

俺の脱ぎかけのズボンをズルッと下ろしてパンツの上から優しく撫でられた。

「に、二宮君もっ!」

俺だけパンツで、不平等だって。

そんなことを思いつつもズボンに
手を掛けた。

「あ、ちょっ、引っ掛かっ…」

勢い良く下ろされたズボ──ん?
パンツ?

「相葉の変態っ!」

涙目で罵られた。

「え、あ…っ、ごめ…」

パンツを上げようとしたら、
今度は二宮君が俺のパンツに手を掛けて思いっきりずり下ろした。

「ぅわっ」

その勢いで二宮君が俺の上から落ちそうになったから抱き締めて支えた。

「ふふ、ありがと、相葉」
「どういたしまして」

そんな、柔らかい空間に包まれる。

でも、気付いてるよね?

俺のムスコと、二宮君のモノが、
擦れあって、濡らしあってるの…。

「二宮君」
「はい」





「二人って、どうやるの?」





「は?」

二宮君の目が真ん丸くなった。

「俺、やりかたわかんない」
「え」

俺から言い出したのに…。
無責任なこと、言っちゃった…。

二宮君、怒ったよね…。

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