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マシュマロボイス

第13章 小さくても大切さ

目が覚めると、見慣れない天井。
嗅ぎ馴れない匂い。
フカフカの白い布団。

「んぅ?」

あれ?相葉は?
なんか、直感でそう思った。

あ、そうか。
俺、相葉ん家に、泊まったんだ。

「んー、あーばー?」

手でわしゃわしゃベットの上で、
相葉の姿を探す。

ありゃ?いない。

バッと起き上がって、手じゃなくて
目で相葉を探す。

「ん~…」

いねえなあ。

頭をゴシゴシ掻いた。
まだ、頭が醒めてない。

んー、時間、時間ー。
スマホをバッと掴むと、電源を入れる。

「まだ8時か…」

いつもなら、まだ寝てるな…。
もっかい寝よっかな…。

ガチャ…。

「あ、起こしちゃった?」
「相葉ー♡」

部屋に入ってきた相葉に抱きつく。

「ぅお、ちょ、二宮君っ」
「二度寝、付き合って♡」
「へ!?まだ、寝るの!?」

「ダメ?」

チラリと相葉と視線を合わせて、
思いっきり可愛さを撒き散らした。

「ゔ…わ、わかったよ」
「ありがと♡」

大好きな相葉と、
大好きな二度寝へ、レッツゴー♪

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