テキストサイズ

マシュマロボイス

第14章 胸を焦がしてる

─────

「あっ、ああっ…んんっ」

指を二本に増やしても二宮君は、
甘い声をあげてくれた。

「二宮君、気持ちい?痛くない?」
「うん、あ、う、ん、大丈、あっ」

涙が流れ落ちたから、
その涙を拭ってキスをした。

「あ、あー、ば」
「ん?」

俺の名前を呼んでくれた二宮君に、
微笑みかけた。

「好、き…大っ好き」
「うん、俺も大好きだよ」
「ふふ、あっ、も、いいっ」

二宮君のモノから溢れる透明な液。
俺は一度指を引き抜いた。

「あっ…」

「二宮君、もうちょっと待って」
「でも…もう、挿れても……」

顔を赤らめて、
俺が欲しいと言ってくれる。

「二宮君に負担、掛けたくないの。
だから、もっとよく解すから……」

もう一度、中に指を挿しこんだ。

「あっ、もぉ…っ」

二宮君にこれ以上の負担は掛けたくないからゆっくり丁寧に解す。

「あーば…挿れて…」
「えっ」

二宮君が涙を流していた。

「あ、二宮君、ごめんね」

俺は慌てながら涙を拭った。

「早く、挿れてよ…もお、いいから」

可愛く強請る二宮君に負けて、
仕方なく指を引き抜いた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ