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マシュマロボイス

第14章 胸を焦がしてる

優しい温もり。
心地のいい匂い。

「ん…」

目を開けると誰かの腕の中。

「あ、おはよ」

微笑んだ相葉の顔。

「んー、はよ…」

相葉に擦り寄って、
ギュッと抱きついた。

「相葉、温かい」
「んー?そうかなあ?」

いつの間にか服を着ていた。

「着せてくれた?」
「あ、うん。」
「ありがと♡」

今日は日曜日。
明日は月曜日。

…今日、帰んないといけない。

「…イテッ」

腰を動かすと、激しい痛み。

「ど、どうした?」
「腰が…痛い……」
「え!?な、なんでっ!」

…なんでって、そりゃ。

「ヤったからだよ」
「……あ」

気付くの遅いなあ。

「腰が痛いから、
今日は相葉とずっとこうしてたい」

また抱きついた。

「ああ、二宮君可愛い♡」
「…えへ♡」

ギュッて抱き締めてもらえて、
大満足なんだけど……。

「相葉、腰痛いから…」
「え、あ、ごめん!」

思いっきり腰から
抱き締められてました。

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