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（櫻井side）

「…嫌だ、嫌だ嫌だ嫌だ嫌だっ！」
「で、でもね…」
「嫌なのっ！嫌だ、嫌だ！」

……。

「明日、学校だよ？」
「相葉ん家に住む」
「いや、母さんもいるし…」
「んんー！」

足をジタバタさせてる俺の弟。

「ほら、翔ちゃんも困って…」
「櫻井なんてどーでもいいの！」

…ガーン。

「でも、わざわざ迎えに…」
「迎えなんていらないのっ！」

……ガーン。

「でも、腰…痛めてるし…」
「バ、バカッ、余計にい、いらない」

…ガ、ん？
腰を痛めた？

「え？大丈夫なの？」
「な、何、訊いてんだよ、バカッ！」

あれ？
俺、変な事訊いたっけ？

「また、今度泊めてあげるから」
「いつ？」
「あ、メールするね」
「直ぐだからね！」

振り返って俺に向かって歩いてきた。

「櫻井、帰るぞ」
「え、あ…うん。またね、雅紀」
「うん、二宮君、気をつけてね」
「んー、相葉ー♡」

歩き始めたのにまた雅紀のところに、
戻って抱き合ってる。

…。
なんだこのバカップルは。