マシュマロボイス
第1章 花が舞う
(相葉side)
二年目となる学校生活。
明後日から、始まるんだけど…。
「……宿題の山」
翔ちゃんと遊びすぎて、
宿題があることすら忘れてた。
「こーゆー時は……」
スマホを手に握り、勉強が得意なあの人に電話をかけた。
『何?まだ、寝てたんだけど』
「宿題手伝って!」
『…無理』
「そんな即答しなくても…」
『んじゃ、俺ん家来なよ』
「へ?いいの!?」
『その代わり、マック奢りな』
「………わかった」
お金の出費が激しいこの頃。
マック奢りは、辛いけど………
宿題をやらないで、あの鬼教師から雷を落とされるぐらいなら…。
『ほいじゃ、20分後に俺ん家ー』
「えっ、あ、待っ!」
ブチッ。
……チーン。
「…うお、やっべっ!急がないと…」
自転車で約15分。
何も準備してない状態だと…。
間に合わない可能性が高い!
「すーがくー、すーがくー」
古文、数学Ⅰ、生物、英語
宿題の全てをリュックに詰め込んで、
自転車の鍵を手に握った。
二年目となる学校生活。
明後日から、始まるんだけど…。
「……宿題の山」
翔ちゃんと遊びすぎて、
宿題があることすら忘れてた。
「こーゆー時は……」
スマホを手に握り、勉強が得意なあの人に電話をかけた。
『何?まだ、寝てたんだけど』
「宿題手伝って!」
『…無理』
「そんな即答しなくても…」
『んじゃ、俺ん家来なよ』
「へ?いいの!?」
『その代わり、マック奢りな』
「………わかった」
お金の出費が激しいこの頃。
マック奢りは、辛いけど………
宿題をやらないで、あの鬼教師から雷を落とされるぐらいなら…。
『ほいじゃ、20分後に俺ん家ー』
「えっ、あ、待っ!」
ブチッ。
……チーン。
「…うお、やっべっ!急がないと…」
自転車で約15分。
何も準備してない状態だと…。
間に合わない可能性が高い!
「すーがくー、すーがくー」
古文、数学Ⅰ、生物、英語
宿題の全てをリュックに詰め込んで、
自転車の鍵を手に握った。