マシュマロボイス
第1章 花が舞う
キーッ!
ブレーキの音が、蒼い空に響いた。
いつもの場所に自転車を停めて
大野家のインターホンを押した。
『はーい』
「相葉です」
『え?どうしたの』
「え?いや、宿題……」
『あー、アレ夢じゃなかったんだー』
プチ。
……え?
どういうこと?
なに言ってんの?
ガチャ。
「んー、いらっしゃーい」
眠そうに目を擦って、
「どうぞー」とドアを大きく開けた。
「寝てたの?」
「んー」
「宿題終わった?」
階段を一段一段上がっていく。
「二日目には終わってたよー」
部屋につくと、すぐにベットにダイブしていた。
「また寝るの?」
「大野は寝ることがエネルギーなのだ」
「なんじゃそれ」
「おやすみ」
「え!?教えてよ!」
……返事がない。
本当に寝ることがエネルギーなんだな。
そんな風に思いながら、大野の机に向かった。
リュックを机の横に置いて、
椅子に座ろうとしたら……
「うおっ!」
思いっきり、尻餅をついた。
ブレーキの音が、蒼い空に響いた。
いつもの場所に自転車を停めて
大野家のインターホンを押した。
『はーい』
「相葉です」
『え?どうしたの』
「え?いや、宿題……」
『あー、アレ夢じゃなかったんだー』
プチ。
……え?
どういうこと?
なに言ってんの?
ガチャ。
「んー、いらっしゃーい」
眠そうに目を擦って、
「どうぞー」とドアを大きく開けた。
「寝てたの?」
「んー」
「宿題終わった?」
階段を一段一段上がっていく。
「二日目には終わってたよー」
部屋につくと、すぐにベットにダイブしていた。
「また寝るの?」
「大野は寝ることがエネルギーなのだ」
「なんじゃそれ」
「おやすみ」
「え!?教えてよ!」
……返事がない。
本当に寝ることがエネルギーなんだな。
そんな風に思いながら、大野の机に向かった。
リュックを机の横に置いて、
椅子に座ろうとしたら……
「うおっ!」
思いっきり、尻餅をついた。