マシュマロボイス
第1章 花が舞う
「え?なんで?」
普通に疑問に思った。
だって、観たいテレビとか
大野はないでしょ?
「んっとねー、いつもの子守唄を聴かないといけないから」
ウインクをするような勢いの笑顔で
俺を見ていた。
「子守唄って……子供かよ」
「だって、いい曲でいい声で眠たくなって……」
目がキラキラと、輝いていた。
今までに見ていたどんな大野よりも、
目が輝いてる。
「なにそれー」
笑いながら、大野の腹を叩いた。
「本当なんだって!待っててごらんよ」
大野の勢いがすごくて、
やっぱり俺は流されちゃって……
「う、ん…わかった」
結局、トランプをしながら30分になるまで待っていた。
「あ、そろそろだね」
ワクワクしながら、大野は俺に言った。
「…うん」
「布団、入ろっ」
大野に言われるがまま、
挽かれた布団に入り天井を見上げる。
「相葉も、ファンになるよ」
「ファン?」
その『子守唄の人』の話を聞いても、
俺にはよく分からなかった。
普通に疑問に思った。
だって、観たいテレビとか
大野はないでしょ?
「んっとねー、いつもの子守唄を聴かないといけないから」
ウインクをするような勢いの笑顔で
俺を見ていた。
「子守唄って……子供かよ」
「だって、いい曲でいい声で眠たくなって……」
目がキラキラと、輝いていた。
今までに見ていたどんな大野よりも、
目が輝いてる。
「なにそれー」
笑いながら、大野の腹を叩いた。
「本当なんだって!待っててごらんよ」
大野の勢いがすごくて、
やっぱり俺は流されちゃって……
「う、ん…わかった」
結局、トランプをしながら30分になるまで待っていた。
「あ、そろそろだね」
ワクワクしながら、大野は俺に言った。
「…うん」
「布団、入ろっ」
大野に言われるがまま、
挽かれた布団に入り天井を見上げる。
「相葉も、ファンになるよ」
「ファン?」
その『子守唄の人』の話を聞いても、
俺にはよく分からなかった。