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土砂降り

第12章 12

彼が動かなくなると、身体を離してティッシュで身体を拭く。

「はぁっ、大久保、」

「ごめんね。君とは付き合えないけど、一回だけ、それで君の気持ちが済めばと思って、、、すぐには無理かもしれないけど、僕の精一杯の誠意もわかってくれる?」

彼の言葉を聞く前に、言う通り一回ヤらせてあげたんだから諦めろと、オブラートで何重にも包んで伝える。

服を着て荷物をもつ。

「ごめんね。気持ちはすごく嬉しかったよ。ありがとう。」

そう言って彼の家を出た。





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