❤︎ドS彼氏❤︎
第3章 おねがい
「ってことでダメだ
俺も部屋、違うとこに引っ越すし…」
「えっ?!!
ひ、引っ越すって、転校するとかじゃ…ないよね?」
「転校するわけないだろう
ただ、親に言われたんだ
そろそろマンション生活ではなく、一軒家にしろって」
「そ、そうなんだ…
大変だね」
「あぁ
もう場所も決まってるからな」
「あ、もう決めてあるんだ…」
ヒュッと音がしたと思ったら、私の膝には鍵があった
「…これ何?」
「合鍵
渡しておく」
「いいの?!」
新が頷き、私はにやける顔を精一杯隠してると、新に引き寄せられ、膝の間に埋まるような形になった
「ちょっと…
何………んっ…」
首筋に顔を埋め、甘く吸われた