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貴方に出逢えて。

第6章 ✿人はその感情を✿



凛の話に大笑いした聖也はしまいには息を吐くのもやっとという有様だった。

もちろん聖也も夏休みの間にあったことを話す。

話術に長けているためか、聖也の話を聞いた凛も笑いが絶えなかった。

その日のお昼代は凛の反対を押し切り、全額聖也が払った。

聡明な彼は何故凛が自分を昼ごはんに誘ったのかちゃんとわかっていたのだった。



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