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貴方に出逢えて。

第6章 ✿人はその感情を✿



死際まで聖也の行く末を心配していた母は、暗い病室で聖也ひとりに見守られ亡くなった。

その日のことを聖也は未だに覚えていた。

そう丁度今頃、夏休みの中盤の頃だ。



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