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貴方に出逢えて。

第6章 ✿人はその感情を✿



行き着いた先は普段はあまり使われない小さな教室だった。

ここで何を助けてほしいのかと訝しがりつつも中に入った。

凛が先に入ると後から入った男子生徒は静かに扉を閉めた。

「あの、電気点けない?

暗くて何も見えないと危ないから。

あとあなたの名前は……」


凛は最後まで言い終わる前にものすごい力で壁に押し付けられた。



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